青蓮亭日記

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2008年 06月 19日

ステーショナリー天国

渋谷の東急ハンズ、PARCOの無印良品やDELFONICSなどに、
文房具など細々としたものを買いに行った。

ステーショナリー天国_f0151592_075586.jpgDELFONICSで『デルフォニックス 文房具の本』(PARCO出版 刊)という本を見つけ、「どうせカタログ本だろうから見るだけ」と
立ち読みし始めた。

そうしたら、ドイツのメーカーの定番商品だとばかり思っていた、
いつも使っている“Rollbahn” というドイツ語(“滑走路”という意味
だそう)のロゴが入ったノートがDELFONICSのオリジナル商品だ
と知ってびっくり。この会社のモノづくりの姿勢を知りたくなり、
結局この本を買ってしまった。

ウチにある、この本で取り上げられているメーカーの製品や、
DELFONICSのオリジナル商品をザッと並べてみた。

この他に、フランスの「TAMPICO」というメーカーの布バッグや
「CITROËN」のTシャツ、スイス軍の腕時計などもここで買っている。

ステーショナリー天国_f0151592_2345730.jpg




この中でひとつだけ、オークションでゲットした古いものがある。
チェコ製の小振りな2つ穴パンチ。
手で押す部分の丸みを帯びたフォルムと、渋いけれどきれいなグレーの色が気に入っている。
ステーショナリー天国_f0151592_1131419.jpg
















で、このノートの話に戻るが、サイズは4種類。
まずロゴ・デザインやカラーリングがいい。
そして、リングタイプでゴムバンド付き、5ポケット付きで表紙や中面の厚紙も固くて丈夫。
用紙は5mmの方眼で書きやすく、ミシン目が入っていてきれいに切り取れる。
角は曲線なのでつぶれることがない。

私は、一番小さなサイズのものを普段は仕入れメモとして使い、
骨董市のときには売り上げメモとしても使い、
集計後は切り取ってビニールポケットの中に収めている。

文房具やカメラ、時計などのセレクトショップとして、
行くと何か買いたくなる魅力的な店だったのだが
(実はハーフサイズカメラを若い人たち向けに売るヒントはこの店からもらった)、
このノートに代表される商品開発力に改めて感心させられた。

それにしても、永遠の定番と思っていた
BRAUNの時計や電卓が2007年で生産を中止したというのは、かなりショック
(2005年に『ブラウン社展』なんていうのをやっていたことも知らなかった)。
画像にある「MILAN」の電卓は、
オモチャっぽいつくりの割に暗いところでも難なく使えるスグレモノだけど、
BRAUNの電卓、カッコいいんだよなぁ……。

by penelope33 | 2008-06-19 23:50 | ウチのもの | Comments(4)
Commented by sa55t at 2008-06-20 04:37
良いものがが、お気に入りのものがすぐ取り出せる環境をうらやましく思います。
私はものを買い、使い出す前に紛失し家のどこかに行方不明になること多々。
Commented by penelope33 at 2008-06-20 07:01
使う場所や頻度で、
モノの居場所をだいたい決めといてやるんですけど、
ウチも普段は結構乱雑です。

でも、よく使うカメラの居場所はだいたい決まっているんですよね……?
Commented by g-bleu at 2008-06-20 10:26 x
BRAUN2007年で生産中止だったんですかっ!!!!
ちょっとショックです。いつもあるものと思っていました。
コンパクトでデザインもシンプルだけど機能的な感じで
すっきりして好きだったんだけどなぁ~。へぇ・・・・そうですか・・・。
おまけみたいな感じで可愛かったですよね。そうかぁ・・。
Commented by penelope33 at 2008-06-20 20:55
2005年頃に開かれたBRAUNのデザインについての展覧会のカタログと、
BRAUN製品を網羅した本と、2冊見かけまして、
そのどちらかに(POPだったかな?)書いてあったんです。

私が使っている時計は結構故障が多かったのですが、
それでもシンプルでなんだか好きでしたねー。
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