青蓮亭日記

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2008年 07月 05日

今日の晩酌セット

ZOOが夕方から打ち合わせに出かけ食事も済ませてくるというので、
今日はもう買い物はしないでウチにあるものだけですませるつもり。

ということで今夜の晩酌セットはあっさりさっぱり野菜系。
大根サラダとキュウリのスティック。
キュウリとシソは自家製。

いつも料理というほどの品がない晩酌セットだけれど、
撮影にモタモタ時間がかかるので、
多少冷めたりぬるくなったりしてもよいものしか撮る気がしなくて……。

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大根サラダのうすはりガラスのボウルは、フランスのもの。
古物業者さんから譲っていただいたのだが、さほど古いものではないだろう。

キュウリの差してある緑色のコップは昭和の中頃のもの。
フランスのボウル同様、とても繊細かつ原型的ともいえるシンプルなフォルム。

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奥の銀色のコップは、
CHRISTOPH社のシルバープレート(銀メッキ)製で19世紀末頃のもの。
フランス帰りの業者さんから譲っていただいたので、
このCHRISTOPH社、フランスのメーカーだとばかり思っていたのだが、
検索して見つかったCHRISTOPH WIDMANNというのはドイツのメーカーだった。

金属製のシンプルなマグを探していたのだけど、ピューターのものより
シルバープレート製のこのイニシャル入りの品は今の自分の気分に合っていると思う。
キンキンに冷やしておいてビールや冷酒をのむのが楽しみ。

このコップは良家の子弟が入る寄宿制の学校などで使われていたもので、
それでイニシャルとナンバーが入っているのだそうだ。
元の文字を削って消しているのは、「お古」を弟が使ったりしたからだという。
私も子どもの頃は姉のお古ばかりだったけれど、
いつの世も次男・次女以下はシブシブお古を使ったんだと思うと頬が緩んでしまう。

シンプルな器ばかりなので、ちょっと装飾的な小皿を添えてみた。
スウェーデンのグスタフズベリ(Gustavsberg)窯で、
スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg/1916-1982)
ベルント・フリーベリ(Berndt Friberg/1899-1981)の師匠だった、
ウィルヘルム・コーゲ(Wilhelm Kage/1889-1960)の1950年頃の “ARGENTA” というシリーズ。

元々アール・ヌーヴォー的な資質を持った画家・ポスター作家であったコーゲは、
北欧、特にスウェーデンでモダン・デザインのムーブメントが隆盛した時代(1917年)に
グスタフズベリのアート・ディレクターに就任し、
セラミックの分野で自ら野心的な試みをしつつ、
リンドベリ、フリーベリなどの後進の指導にあたった。

コーゲ自身、21世紀に自分の手がけた小皿に
豆板醤入り味噌を乗せられるとは思わなかっただろうが、
濱田庄司と親交があったことを考えると、ただ飾っておかれるより案外喜んでいるかもしれない。

あとはパスタかチーズ・トーストでも食べよう……。

by penelope33 | 2008-07-05 21:17 | つれづれ | Comments(2)
Commented by びっき☆ at 2008-07-06 00:44 x
子供も社会人となり、夫婦2人での食事が多くなりました

だから、当然の様に夕食は居酒屋状態
そうなんですよね~ 食べるモノって言うより最近は器に力が入っちゃって^^;
とは言っても、居酒屋料理を作るのは奥さんなので…大きな声で言うと叱られます。
Commented by penelope33 at 2008-07-06 00:57
ウチもそうですねー。とりあえずのみたいから簡単なツマミを、という感じです。
相方の今の定番は、厚手で丈夫な古伊万里のなます皿にカツオの刺身と冷や奴。
ネギ、ショウガ、ミョウガ、シソと、丁寧に薬味を用意してくれるので、
私もチャッカリお相伴にあずかります(笑)。


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