青蓮亭日記

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2008年 08月 28日

ヤマコ 動物病院に行く

昨日、ZOOがヤマコを近所の動物病院に連れて行った。
予防接種の相談の他、健康状態をチェックしてもらうため。

ヤマコは煮干しにつられて「ホテル・ニュー・ヤマコ」(=キャリーバッグ)に入り、
おとなしく連れられていった。

帰宅後、ちょっと気疲れした様子のヤマコ。

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以下はZOOの話。

一番近いS動物病院に行ったら「本日休診」だったんだよ。
それで、北口商店街のほうに1軒くらいあるんじゃないかと思って歩いていった。
蒸し暑いし、あてはないし、気分は『ハリーとトント』みたいだった。

途中、プードルを連れているおばさんに「近くに動物病院はありますか?」と聞くと、
「そうねぇ、Kさんがあるけど、ちょっと遠いわよ。やってるかしらねぇ?」と教えてくれた。
自分のテリトリーをとうに越え、
どこに連れて行かれるのかとパニック状態で固まりつつ、プードルに向かってうなるヤマコ。

そのまま300メートルほどさらに北へ進み、K病院を見つける。
どうやら開いているらしい。

中に入ると、独特の匂いのせいか、ヤマコは「アォ〜ッ!」と声を上げた。

70歳くらいの柔和な感じの先生が出てきて、
「わかるところだけ書いてください」と問診票を渡される。
「呼び名」という項目があったので「ヤマちゃん」と書く。

私:「 “ヤマコ” でしょ?」
ZOO:「 “呼び名” だもん。先生もその名前で呼ぶんだしさ」

バッグのファスナーを開けて「ヤマちゃん」と呼ぶと、
先生が「引きずり出さないと出てきませんよ」というので、前脚を持って引きずり出した。

診療台の端にしがみついて身体を硬直させているヤマコ。
首の後ろをなでて落ち着かせ、そっと手を離すと、
診察台が体重計になっていて4.1kgと表示が出る。

先生は「おとなしい猫ですね。普通はこういうところに来ると
ギャーギャー叫んでじっとしていないんですけどね」とほめてくれた。
だけど心臓はものすごくバクバクしてたな。

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「生後8ヶ月位で避妊手術を受けたんでしょう。この秋で2歳位ですね。
外に出る猫は自然にできる免疫力が強いから、予防注射はしなくてもいいでしょう。
健康な猫ですよ」だって。

「どうもよその家の飼い猫らしいんですけど、去年の今頃に庭に遊びに来て以来、
毎晩泊まりに来てそのまま居着いちゃったんです」と言うと、
「それはおかしいですねー。猫は家につきますから、
引っ越した先から戻ってきたか、置いていかれちゃったんでしょう」と先生。

「相性のいい人を探していたんでしょうね。猫が嫌いな人もたくさんいるけど、
あなたたちみたいな人に出会えて幸せだったんじゃないですか?」
「ウチもこういう猫に会えてホントによかったです」。

先生が問診票の住所を見て、「もっと近くに病院はありませんでしたか?」と聞くから、
S病院とその向かいにあった廃業してしまった病院のことを話すと、
「そのやめちゃった病院のほうがよかったんですよ。
S病院の院長は、もともと大学病院で動物の生体実験をしていて、
上の役職に上がれなくてしかたなく獣医になった人でね。
獣医になるための勉強をしてきたわけじゃないんですよ」と言っていた。

穏やかな口ぶりだったけど、「獣医をナメんなよ」っていう感じだったね。

「あたしはもういい年なんで、手術とか大きなケガの治療はできないから、
もしそういうことがあったらK街道沿いの病院に行きなさい」。
お隣りの奥さんに紹介してもらったH動物病院のことを尋ねると、
「そこも幾度か紹介したことはあるんだが、
検査やら何やらでやたらと金を取ろうとするようで、
(紹介した)みんなから『高い、高い』と文句を言われてしまいましてね」だって。

「先生のところにあたってよかったです」と言ったら、「いやぁ……」って。
診療代はなんとたったの1,000円!

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やっぱりヤマコの「実家」はなくなっちゃったんだね。
あのときは必死だったんだね。
これからは堂々と「ウチの猫です」って言おう。


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by penelope33 | 2008-08-28 20:54 | つれづれ | Comments(10)
Commented by おやっさんです at 2008-08-28 23:33 x
ご無沙汰です。ヤマコ、親?の苦労をわかっていない顔でくつろいでますね・・・。前よりもずっとハンサムになりましたね。
ウチにも以前ノラ猫が居座ってしまい、散々尽くしたのにおかずが少ないと他の家に外食?に行っていた様です。でも猫って面白いですよねえ。
Commented by penelope33 at 2008-08-28 23:58
おやっさん、こんばんは。
今でも明るいところで瞳孔が小さくなると凶悪な顔(?)に見えますが、
出会ったころよりだいぶ落ち着いた感じです(大人になったっていうのもありますかね)。

ヤマコもどこかでご飯食べてくることがありますよ。
そこが「本宅」だと思っていたんですけどね。
ウチは「カリカリ」と「煮干し」だけなので(冬は+ミルク)、
お刺身とかくれる家があったらホイホイ行っちゃいそうですね(笑)。
Commented by おやっさんです。 at 2008-08-29 00:38 x
「おやっさん、こんばんわ」とくると、いままでの素敵なブログの雰囲気がぐっと新橋または新宿ゴールデン街風?になってしまい、なんともすみません。

そっか、ヤマコも大人になったのですね。本宅のネコの風格がでてきたのでしょうかね・・・。

ウチのはある日かみさんと子供をつれていました!!まるで「あんた達に扶養の義務があるでしょ」といわんばかりに・・・

今後も続・ヤマコシリーズを楽しみにしてます。
何かやらかしそうだな~
Commented by penelope33 at 2008-08-29 01:47
なにしろ「ヤマコ」ですから。
「スナック ヤマコ」「バー ヤマコ」……新橋や新宿ゴールデン街が似合うんです(笑)。
いつもはだいたい週1のペースで登場します。お楽しみに〜。
Commented by garoubleu at 2008-08-29 14:40
んぐぐぐ・・・。
なんだかもう・・・類は友を呼ぶじゃないですけど
動物の1000円しかとらないお医者さんといい
zoopeneさんといい・・・ヤマコといい・・・・
なんだか・・
いまさらながらに以前の記事(必死だったかものヤマコ)の
ヤマコの表情を見ると・・・よかったなぁ(泣)と思います。
本当にもう<うちの猫です!ったら!>ですね^^
はぁ~巷に彷徨う健気で強い野良猫さんに思いを馳せる。
です。。。
Commented by びっき☆ at 2008-08-29 17:49 x
いい話しを聞いて、何だか心がほわぁ~としています。
その獣医さんは、本当に動物が好きなのでしょうね(^^)

家にまえいたネコも、何軒か別荘があったようです。
僕は見ました!、知らない家から出てくるシンノスケを!(これ、家の猫の名前でした)
そこでは、知らない名前で呼ばれていました。
僕の顔を見て、明らかに気まずい顔をしてましたよ^^;
Commented by penelope33 at 2008-08-29 20:41
> garoubleuさん

まあ、なんといいますか……「猫バカ」です(笑)。
最近友人が保護中の生後1ヶ月の子猫を見せてもらったのですが、
ノラ猫なのにこんなチビ猫を育てる母猫も、頑張って大人になる子猫も、
健気で強いなぁと、しみじみ思いました。
Commented by penelope33 at 2008-08-29 20:45
> びっき☆さん

近所のS動物病院が休みでホントにラッキーでした。

シンノスケ君のバツの悪そうな顔が目に浮かぶようです(笑)。
猫ってそういうの、敏感にわかりますよね〜。
Commented by Awavi。 at 2008-08-29 22:22 x
獣医さん認定で正式に?ペネ家の猫になったんですね〜。
パンナム扇風機の前でお疲れ様ヤマコ。笑
Commented by penelope33 at 2008-08-29 23:42
「お墨つき」をもらったことで、飼い主としての責任も自覚することに……。

長いシッポが扇風機の羽根によく巻き込まれそうになってヒヤヒヤするんですけど、
やはり人間の子どもよりはセンサーが発達しているようで。


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