青蓮亭日記

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2008年 10月 26日

安南絞手(蜻蛉手)改め 瀬戸 美濃系 太白手小碗

にじんだ文様・小さめの飯碗程の大きさ・素朴な形……。
全体の雰囲気があんまりかわいいので買ってしまった。
たぶん明末頃(16世紀末〜17世紀始め)の安南焼じゃないかと思うが、
このあたり、全く詳しくないので引き続き調べてみるつもり。

ベトナムでは中国の影響のもとに早くから白磁・青磁が製作され、
14〜15世紀から染付・赤絵が焼かれた。
当時のベトナムと中国の国境付近を「安南」と呼んだことから、
ベトナムで焼かれたやきものを総称して「安南焼」という。

(口径:約10.8cm〜11.2cm・高さ:約6.2cm/売約済)

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安南染付で、高火度で焼かれ文様がにじんだものを
藍染めの絞りに似ていることから「絞手(しぼりで)」、
または「蜻蛉(とんぼ)」の文様が多かったことから「蜻蛉手(とんぼで)」と呼ぶ。

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内側にうっすらと輪線が見える。
いびつなところがまたなんとも……。

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→その後、やはり「瀬戸・美濃系 太白手」との御指摘をいただきました。

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by penelope33 | 2008-10-26 22:46 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by au_petit_bonheur at 2008-10-26 23:44
こんばんは。
にじんだ藍色がきれいですね。
本当だ。大きな貫入。
いいお椀。こういうの好きです。
Commented by penelope33 at 2008-10-27 01:57
傷もあってとっても安かったので、
ひさしぶりに染付のやきものを買いました。
なんかね、かわいいんですよー。 ^^
Commented by g0316 at 2008-10-27 16:31
PENE様

わたくしもこの器の色が好きです!
1/3欠けていてもご飯よそって食べてしまいたくなります。
焼き物もこれっぱかしの知識も無いので・・・
しかも奥が深いので・・というか何事も奥が深すぎて
もうなんだか良くわからない状態です。焼き物の真贋・・・なんて
話をされても・・・・頭から湯気が出そうです。
でもこの年になって思うのは360度やみくもに頭を突っ込むのでは
なく、1つのことを一生懸命見ようとしていれば後から360度頭を
突っ込んで10度もわからないようなことにはならずに1度のことが
180度くらいにはなったんじゃないかな??ということです。
もう・・・こんなに生きてしまったけれど・・・。
でもわからなくても好きだなぁ・・・・いいなぁ・・・と思うモノに
出会うとこの上ない喜びですね!
Commented by penelope33 at 2008-10-27 17:31

私は一応業者なので、「感覚・感性」だけで知識がないのは
やはりいかんのですが、骨董屋さんの小僧のように360度の方向
をたたきこまれているわけではないので、とりあえず「いいな」と
思ったものを買っては調べて……という感じでやってきました。

「これ、好きだなぁ。いいなぁ」と感じることが一番大事だと思います。
ひと昔前は「初心者はひとつのものを100集めなさい。いろんな
ものに手を出すのはバラバラなコレクションになってよくない」
なんて言われてましたけど、ぜーっんぜんそんなことないですよね。

皆さん今まで洋服を買ったり、好きな映画を観たり、旅行に行ったり、
いろんな経験をしながら感覚が磨かれているのですから、
その延長でやきものを選べば、おのずと「garouさんらしいなぁ」
というチョイスになっていると思います。

「会社員をやめて、お金持ちでもない自分が『好きだなぁ、いいなぁ』と
思うものを入手して、他の人にもそう思ってもらうには、業者を
やるしかないなー」……というのが、私が古道具屋になった理由です。
イバラの道ではありますけど……。 ^^;


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