2008年 12月 25日

今日の晩ごはん

今夜は「サムラート(インド料理店)でも行こうか」という案も出たのだけど、
クリスマス・イヴの渋谷に出かける気力がなかったので、フツーに家でゴハン。

ZOOが「パスタが食べたい」というので、
余っていたトマトとタマネギで作ったトマトソースで、アサリとしめじのパスタ、
父が送ってくれたサイボクハム(かなりおいしいらしい)のソーセージ、
温野菜、ワインという献立。

パスタはできたてを食べたいから、今日はこんな写真。

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先日、早稲田の「petit cul」でいただいたケーキには及ばないけれど、
西永福の「CQL」のイチゴのショートケーキもおいしかった。

長い独身時代のクリスマス・イヴは、
会社の所属アーティストのクリスマス・コンサートで物販をしたのをはじめ、
「彼氏いない歴」が長かったこともあり、
普段通りに仕事をしてまっすぐアパートに帰ることが多かった。
さほどさみしいとも思わずに、帰りにデパ地下で “おいしいもの” を買って、
好きな音楽を聴きながら食べた。

20代半ばのとき、一度ZOOに築地の何とかいうフランス料理店で
クリスマス・ディナーをごちそうになったことがあった。
ずらりと並んだ2人席でカップルたちがまるでブロイラーのように食事をしていて、
「なんか、こういうの、違うんじゃない……?」という気がした。
後から聞くと、ZOOのほうも
「当時はそんな風にするものだと思ってたけど、
なんだか噛み合わなくて、ものすごく居心地が悪かった」そうだ。

ふたりとも30を過ぎ、ちょっとくたびれてきた頃に再会したときには、
「グルメでもないのに、イヴだからってそんなに食事にお金かけることないよ」と、
私がよく行っていた表参道のデリで簡単に食事をして、
「こんなもんでいいんだよ」と、お互いホッとしたものだ。

今夜は珍しく私のリクエストで、
グルジア映画『ピロスマニ』('69/ゲオルギー・シェンゲラーヤ監督)の録画を観ながら食べた
(いつもマニアックでスミマセン……)。

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ニコ・ピロスマニの絵そのもののような寒々しい色調のこの作品は、
見る者を厳粛な気持ちにさせてくれる静謐な映画。
また、チーズやワインなど
素朴な食べものがとびきりおいしそうに見える映画でもある。

クリスマス・イヴといっても、無宗教の私が思い浮かべる「神様」は、
イエス・キリストの父親というより、
むしろ日本古来の八百万(やおよろず)の神々のような “概念” に近い。

ひとりぼっちの人や、自分や家族が病気をかかえている人、
仕事がない(うまくいってない)人、
なんだか疲れちゃったよという全ての人たち(ウチのふたりと1匹も含む)に、
神様が力を貸してくれますように。
メリ・クリ。

by penelope33 | 2008-12-25 00:35 | つれづれ | Comments(0)


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