カテゴリ:古いもの・古びたもの( 665 )


2016年 05月 31日

李朝の馬鈴

古い鉄製の馬鈴。
よく見かけるドーナツ型のものと一緒に置かれていて、
てっきりこれも和物だと思ったら、朝鮮のものだった。

大きな俵型のほうは枯れた風合いで、低い音。
小さなほうは鈍い艶があり、高い音。
それぞれに良さがある。

すぐに売れるものではなさそうだけど、
最近は「売れる・売れない」をあまり考えすぎないで買うようにしている。

(大……高さ:約10.5cm・胴径:約7.5cm/御売約)

(小……高さ:約9.4cm・胴径:約6.3cm/在庫アリ)

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つづく

by penelope33 | 2016-05-31 22:29 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2016年 05月 28日

青花柘榴文小碗

清代の景徳鎮窯の脇窯の産だという、柘榴の文様の染付小碗。

簡略された柘榴がなんともかわいらしい。

「柘榴(石榴)というのも吉祥文だったなぁ」と思い、
調べてみると、「種が多いことから多産の象徴とされた」とのこと。

中国陶器を写したマイセンの「ブルーオニオン」は、本来柘榴の絵なのだとか。

(直径:約9.7〜9.9cm・高さ:約4.8〜5cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2016-05-28 22:55 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2016年 05月 26日

枯れた漆の大鉢

北陸の業者さんからお譲りいただいた、かなり古い漆の木鉢。
変形の具合や漆の枯れ味から見て、江戸期のものだと思う。

その時代の捏鉢にしては小さいような気がするので、食卓で器として使われたものだろうか……?

経年変化で楕円になったお盆や鉢などの木工品にヨワイ。
その上この枯淡の風合い。

縁に残った紅が効いている。

「古民藝」ド真ん中のようでいて、マットな質感と変化に富んだフォルムがどこかモダン。
コンクリート打ちっ放しの部屋に似合いそう。

(直径:約27.5〜29.3cm・高さ:約7.5〜9cm/御売約)

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by penelope33 | 2016-05-26 22:46 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2016年 05月 25日

磁州窯系白地黒花蝙蝠文碗

ダマシダマシ使っていたOS10.4のMac miniでとうとうFacebook画面が開けなくなり、
閉店間際のAppleストアに駆け込んでMacBook Air(ノート型パソコン)を購入してから1週間。

まあこの仕事をしていなければFacebookはさして必要ではないのだけど、
一応個人事業主なので、宣伝や情報収集にはやはり不可欠。
ネットバンキングはジャパンネット銀行以外とっくにできなくなっているし、
不具合や不都合が積もり積もっていたので、もう潮時かなぁと。

ネット環境が劇的に改善された反面、
これまで人まかせだった初期設定やデータの移行などを自分でやることにしたので、
道に迷いながらひとつひとつ「山」を越えているような状態。
慣れないトラックパッドで肩は凝るし……(溜息)。

とりあえず新機で最初のブログ更新です(画像加工は、まだ旧機を使用……)。


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ひさびさに中国の磁州窯系の鉄絵の品。

平成17年に出光美術館で開かれた「中国・磁州窯 ーなごみと味わいー」の図録をひもとくと、
「白地黒花(しろじこっか)」とは白い化粧土の上に鉄絵を施し、その上に透明釉をかける技法のこと。

いつも同じような感想で芸がないが、
アジアの雑器のこういう闊達な筆遣いを見ていると、本当に胸がすく思い。

(明代/口径:約15.6cm・高さ:約6.0〜6.2cm/御売約)

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by penelope33 | 2016-05-25 23:07 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
2016年 05月 16日

高麗さはり碗

すぐに売れるものではないかもしれないが、胸に響くものがあったので買ってみた。

「さはり」(漢字では「響銅」「砂張」「佐波理」などと表記)については、こちらのページを御参照ください。

緑青の緑だけでなく、赤褐色、「水古」と呼ばれる酸化皮膜の黒も入り交じった肌が魅力的。
半球のような単純極まりない形もいい。

錆は落ち着いており、水を直接張れるので花器にも。

合わせ箱がつきます。

(高麗時代/直径:約14.5〜14.9cm・高さ:約6.8cm/価格はお問い合わせください)

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by penelope33 | 2016-05-16 23:29 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2016年 05月 15日

瀬戸・美濃系の雑器2点

瀬戸・美濃系の雑器2点をまとめて御紹介。

左が瀬戸灰釉の小さな円筒形の蓋物。

右が太白手の四寸皿(たぶん美濃でいいんじゃないかと)。

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by penelope33 | 2016-05-15 22:50 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2016年 05月 12日

玉子手白南京香合

鶏卵を模した白磁の香合。

一瞬「無地の薩摩焼……?」とも思ったが、箱書きの「南京」が事実なら、中国のもののはず。

定窯風の民窯や磁州窯あたりかと検討をつけた。

(幅:約6.8cm・高さ:約4.8cm/御売約)

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by penelope33 | 2016-05-12 21:16 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2016年 05月 09日

古びた「板かるた」

北海道の「小倉百人一首 かるた」は、下の句を「ホウノキ」の端材に筆書きした、
この「板かるた」(「下の句かるた」ともいう)が一般的なのだそうだ。

「板かるた」のルーツは会津のようで、会津から北海道に移住した人たちが持ち込み、定着したとか
こちらのページに詳しい記事が載っています)。

一番下の画像のかるたが明治〜大正のものだということなので、
箱の状態などから見て、昭和期のものだろうか?

古色のついた木札と、活版印刷の文字のみで絵の入っていない読み札。

雛人形などと同じで、現行品も売ってはいるけれど、
古いものを愛でる方にはこちらのほうがより魅力的だろう。

(箱のサイズ 縦:約17.3cm・横:約33.8cm・高さ:約6.8cm/希望小売価格:7,000円)

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by penelope33 | 2016-05-09 22:47 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2016年 05月 06日

型押しレザーの小さなドクターバッグ 2

こちらのように外国製のドクターバッグだと思ったら、
内側のラベルの画像をよ〜く見たところ、どうも戦前の国産品のようだ。

ハンドバッグとしては今回の品のほうが使いやすい形ではないかと。

靴用のクリーナーで拭いただけなので、今はドライな状態。
艶出しクリームで磨いたほうが見栄えはよくなるけれど、
使う方自身がお好みで手入れをされたほうがよいような……。

(幅:約31.5cm・奥行き:約13cm・本体金具までの高さ:約16.7cm/御売約)

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by penelope33 | 2016-05-06 23:21 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2016年 05月 05日

御深井釉向付

この淡黄色、「灰釉」と迷ったけれど、やはり「御深井釉」かと。
瀬戸でなく美濃のほうですかね?

口縁にいくつもの欠けがあるが、ほとんどが下側なので、割合気にならない
(遠目では一瞬「輪花」に見えた)。

胴の上のほうにわずかな段差があり、高台上のシャープなラインや口の薄さとも相まって、
緊張感のあるフォルムを形成している。

(江戸後期/直径:約7.9cm・高さ:約5.5cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2016-05-05 23:13 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)