青蓮亭日記

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2010年 05月 31日

5月の終わりに

3枚目の木地盆の前に中休み。

先週の金曜日、私が出かけている間にZOOが庭の草むしりをしてくれた。

それまではこんなふうに草茫々だった。
写真に撮ってみると、これはこれで心なごむ眺めといえなくもない……。

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つづく

by penelope33 | 2010-05-31 16:57 | つれづれ | Comments(3)
2010年 05月 30日

ハイレベルな木地盆・その2 “トロットロの刳り貫き盆”

材は欅でいいんでしょうかね……。

愛用されていた方が使うごとに磨いていらしたとのことで、
唐木(黒檀・紫檀など)と紛う程の艶が出ている。

そんなわけで、その艶がどうも落ち着かないという方、
大丈夫、貴方の手に渡ればフツーの “トロトロ” になりますから。

……とはいえ、大事にしてくださる方にお譲りしたい極上の木地盆。

(直径:約26.4〜27.2cm・高さ:約2.3cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2010-05-30 18:16 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2010年 05月 27日

ハイレベルな木地盆・その1 “端正な四方盆”

例によって材は定かではないのだけれど、やや軟質の材、薄手、端正なつくり。

お金を出しさえすれば、いくらでも塗物の四方盆は手に入るかもしれないが、
こういった何気ない方形の木地盆はなかなかないものだ。

無類の酒器好きで知られる、 “新感覚派” 筆頭の某骨董商の旧蔵品。

古伊万里白磁蕎麦猪口を載せて。

(縦:33.2cm×横:33.2cm・高さ:2.5cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2010-05-27 00:20 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
2010年 05月 24日

“人間行火” と “猫布団”

子どもの頃から冷え性だった。
足先が冷えて眠れない冬の夜は、
よく母に「ニンゲンアンカ〜!」とせがみ、
母の脚の間に自分の足を入れさせてもらい、暖を取った。

去年の冬からヤマコはヒトの身体の上に乗って眠るようになった
(主に寝相のいい私のほう)。
布団の中に一緒に入るより、床暖房のような “人間行火” のほうがどうやら快適らしい。

ヤマコを降ろそうとして身体の向きを変えても、
玉乗りのように器用にこちらの身体を乗りこなし、なかなか降りようとしない。
“猫布団” は温かいけどすごく重たくて、目が覚めると妙な疲労感が残って困る。

肌寒い雨の夕方、外出から戻り、
少し疲れていたので毛布にくるまり横になっていたら、
早速 “猫布団” が貼りついてきた。

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つづく

by penelope33 | 2010-05-24 20:45 | つれづれ | Comments(4)
2010年 05月 24日

ゆうべの晩酌セット

ZOOが買ってきたカツオの刺身、
義母が送ってくれた特大サヤエンドウとワカメの酢味噌あえで冷や酒。

私はカツオはたたきのほうが好きだけど、ZOOは刺身のほうが好きなんだとか。
肉を食べなくなってから20年程経つけれど、
最近は年齢のせいか魚介の刺身もかなり濃厚に感じるようになった。

ZOOはこの後、納豆と大根おろし、私は大根おろしだけ。

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つづく

by penelope33 | 2010-05-24 06:14 | つれづれ | Comments(0)
2010年 05月 22日

白と黒の絶景〜石皿とKing Crimson『Starless』

お譲りいただいた業者さんからは、
「肥前の石皿。朝鮮唐津と同じ釉薬でしょ?」とお聞きした。

別の業者さんにお見せしたところ、
「ろくろの向きが九州系(=朝鮮半島系)ではないし、
目跡を見ても東北のものじゃないの〜?」とのことだった。
……となると、成島焼あたり?

白釉と黒釉がハデに混じり合う朝鮮唐津や成島焼は、
外連味(けれんみ)が強く、あまり「使いたい」器ではなかったのだけど、
この大皿がはらむ暗黒の世界には文字通り息をのむような思いがした。

(幕末〜明治時代/直径:30.5〜31.3cm・高さ:約7cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2010-05-22 23:40 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2010年 05月 21日

くらわんか花図朝顔形蕎麦猪口

寛文(1661〜1672)頃と、比較的初期の蕎麦猪口なれど、初期伊万里に非ず。

元和(1615〜)・寛永(1624〜)から明暦頃(〜1657)につくられた初期伊万里には、
蕎麦猪口の形の器はなかったというのが定説。

「くらわんか」についてはこちらの記事を御参照ください
(白熱灯下で撮った画像ですが、この猪口の画像もあります)。

産地も何の花かもよくわからない(どなたか御存知の方、御教示願います)雑器ながら、
この勢いのある筆致の絵付けは感動的。

(口径:約8.5cm・高さ:約5.5cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2010-05-21 20:02 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2010年 05月 20日

これも “青海盆” ?

リンク先の『銀覆輪青海盆』の解説にあるように、
「青海盆(せいかいぼん)」というのは茶道具の用語で、
響銅(さはり=砂張=銅と錫の合金)や
唐金(からかね=青銅=銅と錫の他、亜鉛などを加えた合金)等でつくられた丸い盆のこと。

打ち出した鎚目が、
半円形を同心円状に重ねた鱗状の青海波紋に似ているところから
この名がついたとされている。

これは「鎚目」のない『銀覆輪青海盆』とほぼ同じ形状ながら、
薄い曲げ木に漆を塗ったもの。

金属の代わりに木材を用いた代用品なのだろうか?
(また妙なものを買ってしまった……)。

(直径:約15.2cm・高さ:約1.7cm/5客組/在庫アリ)

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つづく

by penelope33 | 2010-05-20 20:57 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2010年 05月 18日

勝本みつる 展 「things unnoticed」

時を経た道具やミニチュア、布・レース・糸・動物の毛、紙切れ、風景や子どもの写真など、
注意深く選んだマテリアルを用い、それらを精密に配置し、未知の空間を構築する。

一見「girlish」という言葉を使いたくなるような素材から、硬質で透徹した世界、
人の記憶の奥深い部分に働きかけるイマジナティヴな空間を創り出す、勝本みつるさん。

昨日は勝本さんの新作展のオープニングにうかがい、
澄 敬一さんと松澤紀美子さんから勝本さんを紹介していただいた。

私はまだまだ勝本さんの世界の扉を開いたばかりで、
作品から受けた印象をうまく表現できないのですが、
このブログの読者の方にはぜひ御覧いただきたい展覧会です。

本展では、ボックス、アッサンブラージュなど新作十数点を展示。

再度足を運び、いろいろお話をうかがってみたいと思っています。

→詳報はこちらへ。

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勝本みつる 展 「things unnoticed」

会期:2010年5月17日(月)~5月29日(土)
   11:00 - 19:00(最終日17:00まで)日曜休廊

会場:「ガレリア・グラフィカ bis」
    〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1F
    TEL:03-5550-1335


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  目にうつっているものの内がわ、裏がわ、向こうがわにあるものを素通りできない。
  初めて見るかたち、知らなかった手触り…。
  気づかれないものたちは、いつどこにでも棲んでいる。
  太陽のあらわれるまえに、街なかの工事の音、カーテンや扉の隙間、上着のポケット、
  そしてひとの笑う声のおわりに。
 
  勝本みつる

by penelope33 | 2010-05-18 22:20 | 観る・聴く・読む | Comments(0)
2010年 05月 17日

大江戸骨董市(5/16)

昨日(16日)は大江戸骨董市に出店。

世間では景気は回復しつつあるというけれど、
6年間この骨董市に出店していて、
最近ますます安いものしか売れなくなっているという実感がある。

以前は朝のうちになじみの業者さんがいらして、
比較的高額なシブい品を買ってくださっていたのだけど、
それがほとんどなくなったのがイタい。

一方で、「大江戸(骨董市)が一番売れる」という業者さんの声も聞くし、
身なりから判断して富裕層にあたる人たちがたくさん来場しているのも感じる。

先輩業者さんのお話と自分の実感から、
たぶんここは “貧数寄系” のウケがよくないのだと思う。
やきものとシンプルなガラスものもダメ。

自分の “守備範囲” を広げつつ、“値ごろ感” のある品物を揃えるのに、
出店直前までかなり苦労した。

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つづく

by penelope33 | 2010-05-17 16:15 | 大江戸骨董市 | Comments(6)