青蓮亭日記

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2014年 12月 29日

平佐焼白磁乳鉢

時代の若い平佐焼の白磁乳鉢(擂鉢)。
「名品」というより「珍品」でしょうかね……。

印象として「明治以降のやきもの」といった感じなので、
いったい平佐焼っていつ頃まで続いたんだろうという疑問が……。

九州のあるお店のサイトで、

 幕末に海外輸出の道が開かれた事で意欲的に輸出しましたが、
 明治初年に輸出用として長崎に輸送した製品の多くが火災消失して打撃を受け、
 1871(明治4)年には廃藩置県によって北郷家(註:薩摩藩領主)の庇護を失いました。
 1941年(昭和16)年に名工と謳われた向井勘兵衛の死が平佐焼の終焉とされています。

……という記述を見かけた

(出典は『日本の民窯 暮らしのやきもの』《1978年・神奈川県立博物館 刊》という書籍だと思った
 のですが、同書には「明治になってから廃止された」と記載されているとの御指摘をいただきました)。

(直径:約12cm・高さ:約5.3cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2014-12-29 20:45 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
2014年 12月 27日

年の暮れ

通常業務に加え、年末のあれこれで、例によってジタバタしている……。

昼夜逆転のZOOの “夕飯時” の映画・ドラマ鑑賞に付き合うと、
“午前中” というものがなくなってしまう。

私だけ適当に切り上げるようにしているのだが、
昨夜からテレビ版の『子連れ狼(萬屋錦之介版)』が始まってしまい、
実相寺昭雄(オープニング・タイトル)、石井輝男、池広一夫……と演出陣も充実していて、
ゲストの役者も太地喜和子、岡田英次……と豪華(当たり前だけど皆若い!)で、
ホントは全部観たいところ。

「拝 一刀・大五郎」父子とともに、この年末年始は「冥府魔道」の旅路を行くことになりそう……。

今日の “朝ごはん” は味噌おじや
(鶏水炊きの残りスープ+長ねぎ・にんじん・しいたけ・わかめ・溶き卵)。

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つづく

by penelope33 | 2014-12-27 19:34 | つれづれ | Comments(0)
2014年 12月 24日

クリスマスローズ

日暮れ前に今年最後の庭仕事。

少し前にネット通販で買ったクリスマスローズの開花株ふたつを、
大きめの植木鉢に植え替えた。

晩秋にセールで買った洋菊(ガーデンマム)は、
水や液肥を切らしたせいか第二陣のつぼみを開花させられず、
宿根草のキキョウは枯れて地上部がなくなり、ソヨゴの赤い実もほとんどなくなった。
彩りといえば、ブルーベリーの赤い葉とコムラサキシキブの実くらい。

クリスマスローズは以前から気になっていたのだけど、
いいなと思うものはびっくりする程高いことが多く、ずっと買うのをためらっていた。

グリーンがあれば必ずしも花はいらないというタイプなのだが、
やはり今の庭は少し寂しい気がして、
「自分へのクリスマスプレゼント!」と、比較的安価なものを厳選して買ってみた。

適当なサイズの鉢がひとつしかなかったので、
まず、来春まで鉢植えを庭で楽しむつもりだったパールアカシアを家の東側の共用地に地植えし、
植木鉢をもうひとつ空にした。

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つづく

by penelope33 | 2014-12-24 21:56 | つれづれ | Comments(2)
2014年 12月 21日

高麗白磁碗

ウチにある “白いやきもの” の中で一番古い品。
資料として取っておいたのだけど、どなたか御所望でしたら……。

高麗前期(10〜11世紀)のものと考えられる。
器形は「蛇目高台素文碗」と呼ばれるもので、この時代のひとつの典型だそうだ。

後述の東京国立博物館所蔵の品よりやや青味がかっているが、
微細な網目氷裂がびっしり入った白磁釉で、しっとりと落ち着いた光沢。

あまりにシンプルなので、画像では十分良さが伝わらないかもしれないが、
実物には引き込まれるような魅力がある。

洗浄されてまっさらな状態。
お手元で育てていただければと思います。

(口径:約13.8〜14.3cm・高さ:約5.5cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2014-12-21 22:00 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2014年 12月 19日

紆余曲折の末

先週の土曜日、中学時代の友人から声をかけられて、
川越の居酒屋で開かれた20名程の同窓生の飲み会に顔を出した。

小学・中学と一緒だったA子ちゃんから、
「小中学生の頃から、萩尾望都とかビートルズとか井上陽水とか、私たちと全然違ってたよね〜。
将来どんな仕事をする人になるんだろうと思ってた」と言われた。

こちらに書いたように、大学卒業後の職歴を、

音楽・映像関係の小さなグループ会社で、デザイン・印刷の制作管理、映像制作のアシスタント
 →ロシア・ソビエト映画専門のミニシアターのアルバイト
 →映像作家(故人)の事務所のアシスタント
 →戦前から続く記録映画製作会社のアーカイヴ担当

……と、ひととおり説明し、「で、今は古道具や骨董品を売ってる」と言っても、
みなピンと来ないようだった。

国語担当のM先生からも、私の職歴が腑に落ちないと言われた。

そんなわけで、10代の自分自身が何を考え、感じて生きていたかということや、
小中学生の頃に居心地の悪さを感じていた優等生的なパブリック・イメージとのギャップを、
改めて思い出した。

下の画像は借り物。

高校生の頃、冬の帰り道、
神社の大木の梢が細くのびて夕空に消えていくあたりをいつも眺め、
「この感じはどんな風に表現したらいいんだろう?」と、いつも思っていた。

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つづく

by penelope33 | 2014-12-19 23:28 | つれづれ | Comments(11)
2014年 12月 16日

“人間行火” と “猫布団” その3

ZOOさんは完全に昼夜逆転中(註:風邪をひいているわけじゃありません)。

こんな寒い日、電気ヒーターがついていても、ヤマコは “人間行火” を選ぶ。

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つづく

by penelope33 | 2014-12-16 20:27 | つれづれ | Comments(0)
2014年 12月 16日

青磁陰刻牡丹文輪花碗

野菜のスープ 野菜を素直にあじわう84レシピ』のスタイリング用に購入した古い中国の青磁鉢。
当然発掘もので、貫入バリバリ&多少の「カセ」はあるけれど、奇跡的に無傷。

売るつもりがなかったので、時代や窯などをよく調べていない。
宋代までいかないかもしれないが、少なくとも元代くらいはあるのではないか。

ごく薄手で緊張感のある造形も素晴らしいが、自由闊達な輪刻線が、溜息が出るほど上手い。

青磁といっても、薄い緑灰色なので比較的使いやすいと思う。

(直径:約17cm・高さ:約6.1cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2014-12-16 00:22 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
2014年 12月 14日

硬質な白色の平清水焼片口

平清水焼の片口。

欲しいと思う方はもう大抵持っているし、今でも探しておられる方は理想が高い。

個人的には「ポッテリした形はもういいかな〜」という気分だったし、
もう買うこともないだろうと思っていたのだけど、「これは買っておくべきか」と。

サイズと、特に外側の「硬質な感じの白」が、今となってはなかなか得難いと思う。

(注ぎ口を含まない口径:約13.6〜14cm・注ぎ口を含まない高さ:約7.6cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2014-12-14 23:25 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2014年 12月 09日

御深井釉徳利

ありふれていそうで、あまり見かけない御深井釉の徳利。
(私は初見だけど、地元には結構残っていたりするんだろうか……?)。

細かい貫入の入った、朽ちた葉のような御深井釉のやきものを見ると、
いつも「しみじみ」してしまう。

あまりにも地味で、またそれゆえに滋味があり、
「いいなぁ……」という感慨がジワジワと波状にやってくる……それが「しみじみ」の正体。

しかも、こんなスンナリと素直な形をした徳利。
燗酒にいいだろうなぁ……と、またしみじみ(週末まで禁酒中だけど)。

口が細くなったところまで水を入れてみたら、たっぷり500cc入った(2.8合弱)。
私は試していませんが、これをお持ちだった方は実際にお酒を入れて使い、問題なかったとのこと。

(幕末〜明治頃/高さ:約20.6cm/胴径:約7.3cm/御売約)

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つづく

by penelope33 | 2014-12-09 21:21 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2014年 12月 06日

今日の庭(12/6)

ウチの前の某ゼネコンの社宅の取り壊し工事で、毎日すさまじい騒音と振動の中で暮らしている。

数日前、ついに向かいの万年塀が取り壊され、こんな光景が広がっている。

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つづく

by penelope33 | 2014-12-06 23:14 | つれづれ | Comments(2)