おそらくアールデコ期のものだろう。
カバーもなく、よく今まで無事に生き延びてきたものだと思う。
(1930年代頃/直径:約25cm・針を含めた厚さ:約5.5cm/御売約)
お譲りくださった業者さんが内部を見せてくれたが、
ピカピカの真鍮の部品が組み込まれた精巧な造りだった。
ゼンマイを巻くカギが行方不明中なので、
ウチの時計のカギで巻いて試運転
(全く狂わずに1週間以上動いた)。
デザインはクールなのだけど、
ペイントされた真鍮のボディの質感やどこか人懐っこいフォントに温かみを感じる。
普段は “ZOOの分身” の時計が掛けてある場所で。