青蓮亭日記

seirentei.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2013年 08月 26日

夏のスープ 【4】「冷やしなす」(『野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』より)

器のコーディネートを担当させていただいた
野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』(石澤清美さん:著/マイナビ 刊)、
夏のスープより。

今日は「冷やしなす」です(写真:《C》神林 環さん)。

撮影前に材料を聞き、私がなんとなく思い浮かべたのが「冷や汁」。

私は埼玉の川越出身なのですが、
うどん好きの父が、夏場はつけうどんのつゆを、
薄切りきゅうりや胡麻を入れた冷や汁にしてもらっていたのを思い出します。
今考えると、父方の祖母の実家が川島町だったからでしょうね。

子どもの頃の私は、その「冷たい味噌味のつゆ」に箸をつけたことがなかったのですが、
いいトシになった今は、
夏の疲れた身体に「冷たい味噌味のつゆ」はおいしいなぁとしみじみ思います。

このスープは、きゅうりではなくなすを使っています。

「暑いときには冷やして、体が冷えてるなぁと感じたら温めて。
 どちらもおいしくいただけます」とのこと。

この夏、胃の調子が悪くて食欲がなかったとき、
味噌味のおじやを小鍋いっぱい作ってハフハフ食べ、元気を取り戻したことも思い出しました
(「味噌って偉大だ〜」と再認識)。

f0151592_0183838.jpg




「冷や汁」からの連想で、 “ちょっと懐かしい田舎風の感じ” + “夏” のイメージから、
器は私物の捻り文の印判鉢(明治期)を使ってみました。

あまり意外性はないですけど、
味噌+茄子+薬味のビジュアルは、ベロ藍のラフな文様に負けない強さがあり、
まあなんとなく収まったかなという気がしています。

この本全体では、料理を生かすために “静かな” 印象の器や布を多用しているのですが、
「ここはイケそう!」というときは何かしらアクセント(色や柄)をつけようと、
いつも考えていました。

それでも、出来上がった本をながめていると、
「あぁ、この辺でも器か布に柄を持ってきたかったなぁ……」などと思う部分があります。
反対に、
「あぁ、ここはこんなつもりじゃなかったのに、ウルサくなってしまった……」という部分も。

季節ごと・頁ごとの変化と、1冊の本としての統一感。
自分なりに考え抜いたつもりですが、やはり難しいものですね……。


レシピは、8/31発売『野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』本誌を御覧ください。

御予約はこちら → Amazon掲載ページでどうぞ。



ブログランキング・にほんブログ村へ
古美術・骨董

ブログランキング・にほんブログ村へ
アンティーク・レトロ雑貨

ブログ・ランキングに参加しております。
上の「古美術・骨董」「アンティーク・レトロ雑貨」という文字を
クリックしていただきますと、ポイントが加算されます。
お気が向かれましたら、よろしくどうぞ。

by penelope33 | 2013-08-26 01:02 | 書籍『野菜のスープ』 | Comments(2)
Commented by nskoguma at 2013-08-26 07:34
ナス!! 味噌!! 印判鉢!!
拝見しただけで、暑さで疲れた心身共にヨミガエリました。

私もこの夏は、食欲味噌とナス味噌に助けられています。

近いうちにクマからポストに何やら届くかも知れませんが・・・
お時間のある時に見てみてください(笑)


Commented by penelope33 at 2013-08-26 12:30
> こぐまさん

いつもありがとうございます。
楽しみにしております。

私も夕方、こぐまさんの腰が痛くならないように “念”を送るようにしますね……。
名前
URL
削除用パスワード


<< 夏のスープ 【5】「セロリ」(...      居心地のいい場所 >>