なるべく独自の価値観で選んだ古い品物を御紹介しようと思ってきたので、
この時計のように、多くの人が扱っていて、
しかも古物としての魅力が薄いものは取り上げるのはやめておこうと思っていたのだけど、
この記事を書いてから、
“モダン・デザイン” や “永遠のスタンダード” といったことも
自分の関心の一部なのだからと思い直し、ピックアップしてみた。
SEIKOの防塵・防振タイプの掛時計(QA213M)。
元々は船舶やバスなどの業務用だった。
以前扱った品には確か昭和50年代の日付のラベルが貼ってあったが、
これにはラベルに「始動日(昭和)34年1月16日」とあり、
そんな昔(1959年)から製造されていたのかと驚いた。
(径:約22cm・厚さ:約6.5cm/単2電池1個で問題なく可動/売約済)




観光バスなんてもう長い間乗っていないけれど、
『太陽を盗んだ男』('79/監督:長谷川和彦)のDVDを観ていたら、
バスジャックのシーンでこの時計らしきものが見えた。
型番や多少の仕様の違いはあるが、現在でもこのタイプの時計は売られている。
まさにミッド・モダン的な定番商品といえる。
それでいて、数字のデザインがなんとも大らかでまろやかな感じで、
どことなく「MADE IN JAPAN」「SEIKO」「昭和」という印象を漂わせているような。
現行品もあるので、あとは錆があるのが好きか、ないのが好きかというモンダイですな。


秒針が赤いこのタイプ、なかなかかわいかった。

おととい、今使っているBRAUNの時計をもうひとつ買ってしまった。
2〜3回修理した今もアラームの設定が不正確なので、予備として。
Amazonのレビューを見ても少々壊れやすいという印象だけれど、
この世から消えてしまったら悲しいので。
ちなみに電卓はとっくに完売のようでした。

我が家で使っていて、
(私は骨董の世界に入る前に買ったので現行品です)
これほどグッドデザインなものはない!と思っていたので
ペネロープさんに紹介されているなんて、すごく嬉しいです~
サビもいい感じですね。
今でも時々みかけます。レントゲン車の中とか・・
わかりませんが確か駅員室にあった時計も
好きだった気がするのですが気のせいかな?(笑)
確かSEIKO社の時計だったかと思うのですが。
中身がこんなに簡素な作りだったことに改めて
驚きました!!
SEIKO製が多いような気がしますね。
駅の時計はおそらく乾電池ではなく電力で動いていると思いますので、
内部のムーブメントはもう少し複雑なのではないでしょうか……?
「鉄」関係の方々のコメントをいただければいいのですが。
裏蓋を開けた画像が2枚目に出て来るのですが、御覧になれますでしょうか……。
中にプラスティック製の電池式の小さなムーブメントがあり、
そこに調節ツマミがあります。
文字盤の数字の書体や全体の感じが、中学生になって初めて身につけたセイコーファイブの感じと重なって懐かしくなりました。それにしても、この文字盤の数字、素晴らしく判読明瞭ですね。やっぱニッポンはスゴイぜ。
http://www.tokei10.com/seiko5xf.htm
この文字盤の数字、ホントに懐が深いというか、
「どんなに遠くてもどんなに眼が悪くても読ませるぞー」という志を感じますね。

