2016年 07月 31日
“グルグル” した文様がラフに描かれた、南方系アジアの染付磁器。 よく焼成されていて、叩くと高い金属質な音がする。 中国・清代のものだと思う。 野菜炒め、ビーフンなどの中華・エスニック料理、枝豆、豆腐サラダ……冷やし中華も! 使いやすいサイズで、気取らない料理をおいしく見せてくれそう。 (直径:約23cm・高さ:約4.5cm/御売約) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-31 00:00
| 古いもの・古びたもの
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2016年 07月 29日
昨夜、ZOOさんから「今夜はどうするの?饂飩?(←御奉行・茹で担当)」と尋ねられた。 「鶏肉が買ってある。冷やし中華もできるけど、糠漬けたくさん漬けたから、ご飯かな?」と答える。 私は「冷やし中華はお昼に」と思っていたのだけど、 ZOOさんは脳内に冷やし中華のイメージが充満してしまったらしく、 「ああ、やっぱり冷やし中華がいいな〜」との由。 まだPC作業中だったので、「じゃあ、蒸し鶏作って」と、 作りかたから蒸し板のしまい場所まで口頭で(ダメ元で)説明すると、 予想に反し彼は素直に台所に向かった。 よほど冷やし中華が食べたかったのだろう。 ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-29 14:36
| つれづれ
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2016年 07月 28日
淡路焼(珉平焼)の隅切りの菱形小皿。 もしかしたら、呉須で塗りつぶしたダミの上に透明釉をかけた「薄瑠璃」なのかもしれないが、 淡路焼は他にさまざまな色の釉があるので、便宜上、薄い「瑠璃釉」ということにした。 シャープな造形と明るいブルーがモダンな雰囲気。 かなり硬く焼き締まった上がりなので、明治期ではなく江戸期のものではないかと思う。 (縦:約7cm・横:約9.5cm・高さ:約2.2cm/4客セット/商談中) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-28 23:55
| 古いもの・古びたもの
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2016年 07月 25日
自在鈎の在庫を『さんのはち』さんからまだ引き上げていないのに (Mさん、スミマセン。もうちょっとお待ちくださいね……)、また買ってしまった。 囲炉裏でなく、ガーデニングやガレージ感のある部屋で使いたい、 どこかインダストリアルな雰囲気の自在鍵。 これを見かけたときは「おーっ、なんかバウハウスっぽいぞ!」とひとりで昂揚してしまった。 (長さ:約103.5〜130cm/価格はお問い合わせください) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-25 23:56
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2016年 07月 23日
猛暑が続いた後のこの涼しさ。 過ごしやすいのはいいのだけど、寒暖差のせいか少々バテ気味。 暑かったときは、夕飯がのどごしのいい饂飩や素麺になりがちだった。 冷え性なので、冷たい麺類を食すと体の内側から冷たくなってしまう感じがする。 ここ数日は、ご飯と味噌汁に戻って少しホッとしている。 夕飯どきは慌ただしいので、ひとりの昼ごはんの画像を。 ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-23 22:13
| つれづれ
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2016年 07月 23日
どこのやきものか皆目見当がつかなかったのでお尋ねしてみると、「平佐焼か長与焼」とのこと。 「平佐焼にはこんなのもあるのか!?」と驚き、手持ちの資料やネットで調べるも、 こういった作例は見当たらなかった。 平佐焼独特の青味を帯びた上釉ではないものの、 白磁部分の真っ白な感じは、今まで触れてきた平佐焼の品々に通じるところもある。 でも、どちらかというと、平戸焼のミルキーな白に近いような。 一方、「長与焼」というのを調べると、平佐焼(熊本)と同じ肥前磁器(こちらは長崎)で、 代表的な作例は三彩のようだ。 この茶碗は三彩ではないけれど、長崎というのが引っ掛かる。 『くらわんか』(波佐見焼)を白くしたような雰囲気もある。 タイトルは、笠間焼の「柿釉黒釉流し酒壺」とか「糠白釉三彩流し茶壺」といったものを参考にして、 自分で勝手につけてみたが、もしかしたら他に決まった言い回しがあるかもしれない。 ……といった感じで、よくわからないけれど、何か惹きつけられるものがあるので仕入れてみた。 (おそらく江戸後期/口径:約10.9〜11.2cm・高さ:約5cm/御売約) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-23 00:56
| 古いもの・古びたもの
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2016年 07月 21日
前の所有者による「中国 染付茶碗(発掘品) 明時代」というラベルがあるものの、 いまひとつ時代や国籍がはっきりしない染付茶碗。 カフェオレボウルのようなまあるい形をしている。 中国の南部・福建省や広東省あたりで作られ、安南などに輸出された茶碗かしらと見当をつけているのだけど、 安南産という可能性も捨てきれていない。 (直径:約12.5cm〜13cm・高さ:約6.1〜6.3cm/御売約) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-21 23:33
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2016年 07月 20日
白丹波の壺は何度か扱ってきたが、こんな色合いのものは初めて見た。 青みを帯びた釉が涼しげで、今の季節にふさわしい。 このまま飾っても、花生けにしても。 (明治〜大正頃?/高さ:約20.5cm・口径:約11.8cm・胴径:約16.5cm/在庫アリ) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-20 01:07
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2016年 07月 18日
“古布・古裂の伝導士” 『教草(おしえぐさ)』さんの展示会 『繕いの古布』展 @ 書肆 逆光(八丁堀)でお譲りいただいた、青蓮亭好みド真ん中の古布。 上品な光沢をたたえた、薄く繊細な絹の古裂が接ぎ合わされ、えも言われぬハーモニーを奏でている。 『教草』さんによると、「大正〜戦後すぐくらいまでのもの」とのこと。 (最大幅:約37.5cm・長さ:約139cm/在庫アリ) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-18 23:55
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2016年 07月 15日
斜めの線を複数交差させてできた菱形の空間に点や線を描き込んだ文様を四方襷(よもだすき)文、 線の交差するところに大きめの点を置いた文様を四弁花文と呼ぶが、 この文様と同じものは手持ちの資料では見つからなかったので、 あるいは他の名称があるのかもしれない。 ともあれ、すっごくかわいくて好みの幾何文。 このように胴の張った器形は「望料(もうりょう)」型と呼び、1740年代頃から見られるそうだ。 この「望料」を同じサイズでどれだけ早くこなせるかが、 轆轤(ろくろ)職人の腕のみせどころなのだとか。 確かに、3客あったので蓋と茶碗とのマッチングをあれこれ試してみたが、 ある蓋はある茶碗には小さすぎたりして、ベストの組み合わせはひとつだった。 (江戸後期/茶碗の口径:約10.6〜11.2cm・高さ:約5.7〜6.1cm/御売約) ![]() つづく ▲
by penelope33
| 2016-07-15 23:14
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![]() 古道具屋「ロータス・ブルー(青蓮亭)」店主のつれづれ。家族は映像ディレクターの相方ZOOとキジトラ猫のヤマコ(♀・11歳)。膠原病類縁疾患のシェーグレン症候群のため療養中です。当分、自分自身の癒し目的でヤマコ・ネタ、ボケ防止に暮らしネタなどをつぶやきます……。 by 青蓮亭 カレンダー
*「ウチのもの・ウチのこと」
「つれづれ」「観る・聴く・読む」 以外のカテゴリで御紹介している 古いものは「商品」です。 *古い記事についてのコメントも 大歓迎です。 また、価格のお問い合わせなど、 どんな些細なことでも、 また何度でも、 どうぞ御遠慮なくお尋ねください。 *E-MAIL はこちらへ (メインのアドレスを G-mailアドレスに変更しました)。 ![]() 古美術・骨董 ![]() アンティーク・レトロ雑貨 ブログ・ランキングに 参加しております。 上の「古美術・骨董」 「アンティーク・レトロ雑貨」 という文字を クリックしていただきますと、 それぞれポイントが加算されます。 お気が向かれましたら、 よろしくお願いいたします。 カテゴリ
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